占星術で読み解く春分からの1年。終わりと始まりの交差点。
春分は、星の世界において1年のスタートです。 西洋占星術は「最初には全てが含まれる」という考えに基づいているので、春分のホロスコープ(春分図)からは次の春分までの1年間のエネルギーを読み解くことができます。
春分図では、意志を示す牡羊座の太陽と、終わりや手放しを示す魚座の海王星が重なっています。
それは火と水が混ざり合うような雰囲気。
目に見えていなかったものや曖昧だったものが形を成し始めていくように、インスピレーションを具体的に行動に落とし込むこともテーマのひとつ。
とはいえ「個」を表す牡羊座の太陽は、まだ「一体感」の魚座の海の中に溶け合っているような状態。
アイデンティティの揺らぎや漠然とした不安を感じるかもしれません。
ですが、そんなときほど「自分はこうだ」「こうするべきだ」という固着やこだわりを捨てられるのかもしれませんね。
何者にならなくてもいいし、何者にでもなれるのです。
また2025年は足して9となり、手放しのエネルギーを持つ年でもあります。
海王星と土星が、その魚座と牡羊座を行ったり来たりする動きからも、今年の春分図からの1年は、終わりと始まりの交差点のような1年になるでしょう。
日本では、日没直後に春分=牡羊座シーズンを迎えました。
そのため始まりの太陽は「あなた」を表す、西の地平線に位置しています。
「私」を表す東の地平線には「調和」を表す天秤座が位置しています。
人間関係が活発になり、パートナーシップもテーマとなりそうですね。
調和とは、ありのままの私で存在してこそ生まれるもの。
人との関わりが増えていく中でも大切なのは、いかにそのままのリラックスした私で居られるか。
調和の中には、言いにくいことも伝えたり、素直にイエスと言ったり、ちゃんとノーを言ったり、自分の本音をうやむやにしない勇気も含まれているのだと思います。
その天秤座の守護星である金星は逆行という動きをしています。
金星は、喜び・豊かさ・人間関係・お金・価値観・美・趣味・楽しい・恋愛・快適さなどなど、人生をより豊かに心地よくすることを司っています。
金星の牡羊座での逆行を一言で表すなら「再燃」。
好きだったことを思い出す、やりたかったことの復活。また、いつもはマイペースな人も少しせっかちになりやすいときでもあります。
新しさに喜びを感じる一方で、スピーディーな展開に戸惑いや躊躇も感じやすいかもしれません。
だけど、いくつになっても誰でも、初めてのことや始めるときは手探りでわからないもの。それは人間関係も同じ。
間違っていい。失敗していい。
大切なのは、そこから学べるかどうか!
春分の夜は天の高い位置に赤みを帯びた火星が輝きます。火星は意欲と行動の星。
蟹座に位置する火星は、身内意識を高め、感情に基づいた行動や防衛本能を促進します。
春分図では社会を表す10ハウスに位置しているため、仕事においてチームワークを大切することが優先事項となり、また「仲間内で回していく」ような雰囲気があります。
気分で行動したい火星は、いつもより直感的で感情的。
火星のパワーを、怒りや戦いの力として日常でよく使っているかも?と感じたあなた。
その奥には、なにか蓋をしていることがあるかもしれません。
実は、なにか挑戦したいことがあるのかもしれません。
怒りは本音の導き手といいます。
相手の中に自分の本音を発見して、求める方向へと行動し、火星のパワーを勇気の力として発揮していきましょう!
牡羊座の太陽と射手座の月の力は、水瓶座の冥王星へと向かう配置になっています。
チャレンジ精神や探究心の高まりが、あなたの心の深いところでブレイクスルーを起こす、自己変容への後押しになるでしょう。
あなたの中にあるすべての星座を活かして
あなたの中のどんなあなたも受け入れて
あなたの中に新しいあなたを発見する
あなたがあなた自身に向ける愛
それをI fragranceは本能的な香りによってサポートしてくれるでしょう!
今年もあなたにとって愛しい1年となりますように♡
I fragrance一覧を見る>>