〖牡羊座シーズン:火星のコラム〗

太陽・月・水星・金星・火星・木星・土星・天王星・海王星・冥王星。
太陽系の天体たちは、12星座をそれぞれのペースで巡ります。
天体にはそれぞれの働きがあり、12星座と同じように私たちと呼応しています。
また、各星座には守護星として天体が結びつけられています。
シーズン星座の守護星をピックアップして、あなたの中にあるさまざまな「私」にチューニングしていくコラム。
春分を迎え、西洋占星術における新しい1年が始まりました。最初の牡羊座シーズンは3/20から始まる牡羊座。その牡羊座を守護する「火星」にまつわるお話です。
火星、人生を動かすアクセル。
夜空に赤く光る火星。
地球と同じ岩石型惑星で、実は四季の変化も持っています。
直径はアフリカ大陸ほどと小さめながら、楕円軌道を描いてダイナミックに動くその姿は、まるで太陽系を駆け巡っているかのよう。
火星に対応する香りは、ローズマリー、松、クローブ、ブラックペッパー、ジンジャーなど。
どれもピリッとした刺激や、シャープなエネルギーを持つ植物たちです。
吸うときには鼻先に冷たい空気を感じますが、吐くときには温かい空気が出ていくのを感じます。
そんなふうに、自分の内側にある熱を外に放出する流れが火星のエネルギーです。
西洋占星術において火星は、「行動」「衝動」「主張」を司る天体。
それは、どう動くのか、どんなときにスイッチが入るのか、どこに怒りや情熱が向くのか、そんな“外へ向かうエネルギーの使い方”を教えてくれるもので、仕事のやり方も示します。
太陽や月だけでなく、誰もが自分自身の“火星星座”を持っています。
火星が火の星座ならスピードと直感で切り込む力、風の星座なら言葉やコミュニケーションで動かす力、水の星座なら感情や共感を原動力にする力、地の星座なら現実的に積み重ねていく持久力。
例えば牡羊座の火星は、即行動・短期決戦型。
牡牛座なら、マイペースに続ける持久戦型。
自分の火星星座を知ることは、「自分のアクセルの踏み方」を知ることでもあります。
医療占星術では、火星は「炎症」とも関係します。
吹き出物や赤み、ヒリヒリとした不調。あるいはイライラや焦りといった感情もまた火星のサイン。
もし今、エネルギーが空回りしている感覚があるなら、それは火星の力が滞っているか、使う方向が少しズレているのかもしれません。
火星をシンプルに使う方法。
それは「体を動かすこと」です。
“運を動かす”と書いて運動。
汗をかき、熱を外へ逃がすことは、人生のアクセルを踏むことそのもの。
頭の中でぐるぐるしていたエネルギーが、行動によって現実へと流れ出していきます。
そして人生には、火星が強く働く時期があります。
それがおよそ35歳から45歳。
挑戦や決断を通して誰もが「自分の力で切り拓く」ことを求められる時期であり、ある意味人生で一番気合いを入れてやっていく時期ともいえるのです。
現代人は呼吸が浅いと言われますが、深く吸うためにはまずしっかり吐き切ることが大切。
吐き切ること。出し切ること。
それは「与える」という行為にも似ています。
火星の力が高まる牡羊座シーズンは、外へ出すこと。
その先に、次の牡牛座シーズンで訪れる「受け取る」というテーマがやってきます。
このシーズンにおすすめ
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次回は4月20日、牡牛座シーズンの始まりに。
「火星の恋人」とも呼ばれる金星についてお届けします。どうぞお楽しみに!