今のシーズン星座《山羊座》について
あなたの中の山羊座が活発になるとき。
達成する喜びを味わいたい。そのために目的を掲げ、ひた向きに進むことを楽しめるのが山羊座の性質です。
そんな山羊座シーズンに迎える新年。2025年のゴールを設定して、プランを立てたり小さなことから行動に移していくにはピッタリ。
同時に山羊座は、本当に必要なもの以外は削ぎ落すメンテナンスの役割もあります。年末年始は環境だけでなく心の大掃除のタイミングでもあるので、やらないことや辞めることを明確にすること、プラスの前にマイナスをすることもテーマになるでしょう。
誰もが生まれたときに 12星座のエネルギーを体に宿します。そのため太陽星座や月星座が示す星座だけに限らず、誰の中にも12の星座の性質があります。星座のシーズンに合わせて、あなたの中にあるさまざまな「私」にチューニングしていくコラム。
現在の山羊座シーズン(今年は12/21~1/19)は、あなたの中の山羊座が活発になるとき。
そんな今回は山羊座にまつわるお話です。
「山羊座。時間感覚。決意。」
達成する喜びを味わいたい。そのために目的を掲げ、ひた向きに進むことを楽しめるのが山羊座の性質です。
そんな山羊座シーズンに新しい一年が幕を開けます。2025年のゴールを設定し、プランを立てたり、行動に移していくことを後押しするシーズン。
同時に山羊座は、本当に必要なもの以外を削ぎ落すメンテナンスの役割もあります。年末年始は環境だけでなく心の大掃除のタイミングでもあるので、やらないことや辞めること、プラスの前にマイナスをすることもテーマになるでしょう。
12星座はそれぞれに、ひとつ前の星座を越えようとする性質を持っています。
ひとつ前の射手座では、精神の拡大を求めて冒険の旅に出ました。次の山羊座では、その成長した自分の力を使って社会に貢献しようとします。現実世界で望むことを達成するために、物事を始める力や実行する力、そしてやり遂げる力が備わっています。
また、山羊座を守護する土星はギリシャ神話において「時間の神」クロノスと結び付けられています。そのため山羊座は、時間を味方にする感覚が豊かな星座なんです。
ところで、みなさんは時間に対してどんな感覚を持っていますか?
私たちが一般的に使っている壁掛け時計などは「洋時計」といわれるもので、文字盤の上を針が動きますよね。それは時間の中を過去から未来へ、自分が動いて進んで行くような感覚をもたらします。
一方、江戸時代に使われていた「和時計」という日本で独自に進化した時計は、針が固定されていて文字盤が動きます。
それは今ここにいる自分に向かって、時間が未来からやってくるような感覚をもたらします。私たちはそのような時間感覚が根っこに備わっている民族なのかもしれませんね。
とはいえこの現代社会で生きる上で、時間に追われる感覚ってどうしてもありますよね。
逆に気づいたら一日が終わっていた...なんてことも。
ですが忙しい日々の中でも、たとえやる気が起きない朝も、今日一日を終える未来の自分はどんな状態でどんな気持ちで眠りにつきたいのか、それを自分の中で先に描いて決めることはできます。
一時間後、三日後、五年後、十年後・・・今それを決めるあなたの元に、望む未来が流れてくるのでしょう。
未来から過去への時間の流れを活用し、過去から未来への時間の経過を愛する山羊座。
山羊座の実行力や忍耐力は「こうなるといいな」「こうなりますように」ではなく「こうなるんだ」という決意から生まれる無限のパワー!
決めている未来があるから、努力というプロセスを楽しんで続けることができ、その積み重ねが結果として付いてくるのです。
「海賊王に俺はなる!」のルフィーの言葉を思い出しますが、そのワンピースの作者である尾田栄一郎さん、そしてジブリの宮崎駿さんも山羊座生まれです。休みない行動、地道な作業、積み上げる時間、そこには大きなビジョンがあるのです。
山羊座の「真面目さ」は、世の常識や組織の規律に対して使うことも、自分自身の未来に対する決意に使うことも選べる。
山羊座は夢を夢で終わらせない実力者。
あなたの中の山羊座は大真面目に、夢に歩みを進めています。
次回は、山羊座で積み上げてきたものに改革をもたらす水瓶座のお話です。