今のシーズン星座《双子座》について

誰もが生まれたときに12星座のエネルギーを体に宿します。
そのため太陽星座や月星座が示す星座だけに限らず、誰の中にも12の星座の性質があります。星座のシーズンに合わせて、あなたの中にあるさまざまな「私」にチューニングしていくコラム。
現在の双子座シーズン(今年は5/21~6/20)は、あなたの中の双子座が活発になるとき。
今回は双子座にまつわるお話です。






双子座、あなたの中の軽快さ。



2本の柱のような双子座のマークは、アルファベットのI(私)とI(私)を合体したシンボルでもあります。
西洋占星術での双子座は少年の双子として描かれていますが、インド占星術では抱き合う男女として表されています。
陰と陽、あっちとこっち、冥界と現世、善と悪…
双子座はこの世のあらゆる二元を自由自在に行き来する、架け橋のような星座。


双子座と関係するギリシャ神話のヘルメスはときに盗人としても描かれます。
怪盗ルパン三世のキャラクターは双子座のイメージそのもの!ルパンやロビン・フッドも盗人ですが、果たして悪人なのか?というとそうは言えないですよね。
双子座はどちらにも染まれる柔軟性とどちらにも染まらない冷静さがあり、だからこそ異なるものを結びつけて新たに創造することができるのです。


そして双子座はといえば、笑いとユーモア。
今日、笑いましたか?最近、笑っていますか?
真剣なときや深刻なときこそ、寝る前のお笑い動画でひと笑いしてから寝てみるのもいいかも。



ところで、今や誰もが気軽に活用できるようになったGoogle のAI「Gemini」。
双子座の知的好奇心やコミュニケーション能力と結びつけて名付けられたそうです。
最近Geminiと会話していて、教えてもらったことがありました。


よく考えるという意味のconsiderは、ラテン語con(共に)+sidera(星)が語源で、星をじっくり観察する行為が熟考するという意味になったんだそうです。
そして蠍座のテーマ~Idesire~でもお馴染み (?)の、欲望/desireにおいても、de(失った)+sidera(星)が語源。
昔の人たちの指針や希望であった星。それが見えない夜に、星を求める気持ちや星に願う行為が、なにかを強く欲するという意味に繋がっていったようです。
星との繋がりは色々なところに散りばめられていますね!



今年の双子座シーズンの星の流れはアクティブで、5月25日には土星が牡羊座に、6月10日には木星が蟹座に移動します。
個人と集団、挑戦と安心、というテーマにおいて問いが生まれるようなとき。
自分の道を切り拓くことは、家族や身近な人との関係性にも影響しますよね。
意志を貫きたい気持ちと繋がりを大切にしたい気持ちが同時に高まるときは「踏み出したいけど動けない…」という感覚になるかもしれません。


そんなときは言葉にしたり、書いたり、人に話したりしてみて。
一見矛盾して見えるものも、双子座の手に掛かれば面白さや新たな選択肢に!
決断とは、どちらか一方に決めることだけじゃないはず。
そして「とりあえずやってみよ!」という双子座の軽やかな風に乗ってみて。


これからの梅雨は空気が重く感じやすい時期。
双子座は知性の星座ですが、頭を使い過ぎると呼吸も浅くなりがち。
しっかりと心身の換気も心掛けたいシーズンです。
双子座の香りは、あなたの思考をスッと軽くする風となってくれるでしょう。






このシーズンにおすすめ《双子座》のフレグランス
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