今のシーズン星座《蟹座》について

誰もが生まれたときに12星座のエネルギーを体に宿します。
そのため太陽星座や月星座が示す星座だけに限らず、誰の中にも12の星座の性質があります。星座のシーズンに合わせて、あなたの中にあるさまざまな「私」にチューニングしていくコラム。
現在の蟹座シーズン(今年は6/21~7/22)は、あなたの中の蟹座が活発になるとき。
今回は蟹座にまつわるお話です。
蟹座と素直、月星座の主張。
6月21日は夏至で、一年の中でもっとも安心を求める蟹座シーズンが始まりました。
夏至は昼の時間が一年で最も長い日。
陽極まったこの日を境に冬至の陰に転じていく、季節の変わり目でありエネルギーの切り替わるタイミング。そして2025年の下半期が始まっていきます。
感情を象徴する水星座×よく動く活動宮に属する蟹座。
感受性が豊かでちょっとしたことにも心が動く感動屋さん。
ただし誰彼かまわず見せるわけではないのが蟹座の興味深いところ。
蟹に甲羅があるのは蟹座の世界観そのもので、外側からはクールでちょっと固そう見えても、内側に入ると温かさと柔らかな身でいっぱいです。
繊細で献身的な蟹座にとって外と内を分ける境界線はとても大切で、自分を守り大切な人に愛を注ぐために範囲を決めています。
心のパーソナルスペースのサイズ感はひとりひとり違います。
そのため蟹座シーズンは「どこまでなら心地いい?」「なにが居心地悪いのかな?」そんな風に今のあなたにとっての心のテリトリーを観察する期間。
人間関係だけでなく場所や規模感、公開情報などなど、"自分が本当に心地よくあるための境界線を見極める"というテーマがあります。
蟹座を守護するのは月。
月の力が強まる蟹座シーズンは、ひとりひとりの月星座も活性化し主張が強まります。
月星座は内なる欲求や感情傾向、無意識を示すので、自分の月星座の性質を知って自分自身で月星座を満たすこともテーマに。
「月を満たす」とは一体どういうことなのでしょう?
「月に留まる」となぜ辛いのでしょうか??
月の力が豊かな中、6月25日には新月が起こります。
毎年の蟹座新月は一年の中で最も月本来の力が活きるタイミングであると言えます。
(今年においては木星も蟹座なのでさらにパワーアップ!)
あなたの心にとって安全な居場所を、見直し、新たに育むとき。
あなたの心の中から始まる安心の波紋。
それは自分が自分の味方でいること。
それだけで世界の見え方は優しくなるはず。
また月は7歳頃までの自分を表すので、子供時代を振り返ることも内側の癒しや未来への鍵となりそうです。
"感情を素直に表現する"
という蟹座の性質って、特に近しい関係の中では意外と難しいときがありますよね。
素直とは「なんでも正直に言う」ということではなくて、自分の"そのまま"や本音を自然に表現できること。
鎧を脱いで裸になることは少し勇気がいることかもしれないけれど。
だからこそ「素でいて大丈夫なんだ」と安心を感じられる関係性や居場所が広がっていく。
武装した兵士さえもピュアな赤ちゃんには戦闘力を失ってしまうように。
素直な言葉や態度は相手の心に真っ直ぐに響く、最強の突破力なのかもしれません。
自分の本音がよくわからないのは、自分の気持ちにフタをすることに慣れているから。
それだけ自分の心よりも人を優先してきた自分自身を、責めるのではなく労ってほしいです。
情緒豊かな蟹座シーズン。
まずは自分自身の心を丁寧に感じ取って。
そして身近な人から素直な気持ちを表現していきたいですね♡
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